中学の英語教師になるには?実は英語よりも人間力や指導力がポイント

英語学習
生徒
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英語が好き!教えることも好き!だから英語教師になりたい

でも、自分には向いているのかわからないし、資格が必要だし、なるのは難しそう。

と考えているあなた。

実は中学英語教師になるには、最高峰レベルの英語力は必要ありません。

しかも、教師は近年、門出が広くなっていると言われているのです。

中学英語教師にはどうやったらなれるのか?
本当に必要な要素は何なのか?
ご紹介していきます。

英語力はどれぐらい必要?

教員採用試験に合格することはもちろん必要な条件ですので、のちほどご紹介いたします。

まずは、英語教師になるのに本当に必要な英語レベルや、資質についてお話して行きたいと思います。

英語力は英検準1級以上が望ましい。でも。

英語の先生になるぐらいだから、さぞかし高い英語力を持っているのだろうと思われるかもしれません。

アドバイザー
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上を取得しているのは、実は全中学教員の38%ほどにとどまっているのです。TOEICだと750点前後でしょうか。

引用元情報

意外です。もっと高いレベルを求められるのかと思っていました。

もちろん高い英語力ではありますが、外資系企業やグローバル企業などで求められる英語力と同等レベルです。

通訳や翻訳を行うレベルまでは求められません。 

高い英語力よりも教員としての資質を問われる

人間性を評価される面接試験

教員採用試験では近年、筆記試験よりも面接試験での人物評価が重要視される傾向があります。

中学生は難しいお年頃

中学生は思春期を迎える歳でもあり、指導にあたって難しい局面に接する時も多々あります。

・生徒に寄り添い、指導をしていく人間力

・授業や学級の運営能力

など、教育に関わる力量が必要となります。

高い英語力が第一ではないことがわかりますね。

英語以外の仕事も多い

英検の運営

中学校で英検受けたことある方は多いと思います。
試験実施のとりまとめ、全部英語の先生がやっているって知っていましたか。

・生徒の受験級の把握
・受験監督や実施する部屋の割り当て
・英検協会とのやり取り

生徒<br>
生徒

これらすべて請け負うのですか・・・大変そうですね。

部活動など

部活の教員負担は賛否両論あるところです。
学校によっては必ずどこかの部活顧問にならなくてはいけない場合もあります。
当然のように土日に出勤しなくてはならないケースも。

これも大変ですが、生徒と一緒に目標を持って部活に取り組むことは、他では味わえない体験ですし、やりがいはあります

事務仕事

近年のコロナ渦という社会情勢で生徒が登校しない期間がありました。
その期間だけ、先生たちは通常の事務作業を日中にこなすことができ、定時退社できたという事実があります。

普段は日中生徒たちに向き合い、事務仕事は夕方以降ということが通常。

コロナ渦で「自分たちは通常2倍の仕事をしているのだ」という事実を痛感したとか。

アドバイザー
アドバイザー

授業の準備や配布物の準備。保護者対応。先生たちの事務作業は少なくありません。

近年の傾向

コロナで一気にIT化が進む可能性。適応していく力が必要

コロナ渦の影響で、教育現場において大きな舵取りを余儀なくされている分野がITです。

中学教師は普段ITに触れる機会が少ない職種。実はITリテラシーが高くない先生も多いのです。

もしあなたが、IT分野でスキルを身に着けてきているなら、その力が重宝される可能性が高いと言えます。

オールイングリッシュ授業が求められてきている

また近年の傾向として、英語での授業、いわゆる「オールイングリッシュ」で授業を進めることが重要視されてきています。


2017年3月に文部科学省から発表された、中学校向け新学習指導要領の中で
「生徒が英語に触れる機会を充実するとともに、授業を実際のコミュニケーションの場面とするため、授業は英語で行うことを基本とする」を背景としています。

英語教師も従来より会話力重視に

昔は、日本人の先生がオールイングリッシュで授業をすることはあまりありませんでしたが、現在は会話力が重視されている傾向があります。
中学英語教師を目指す場合は会話力も重点的に伸ばしていく必要があるでしょう。

団塊世代の定年退職で採用試験の倍率は下がってきている

 教員採用試験の倍率は、実は年々下がっている傾向にあります。
大きな理由としては団塊の世代にあたる教員の多くが定年を迎えるタイミングが現在にあたるからです。補充の意味での採用人数が増えているのです。

アドバイザー
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近年、教員になりたい人がそもそも減っているのです。
盛んに報道される過重労働、年々難しくなる保護者対応など、
一般的に教員を取り巻く労働環境は厳しくなっているイメージがあるのでしょう

生徒
生徒

志がある人にとってはチャンスでもありますよね。

中学英語教員に必要なこと

 中学の英語の先生になるには、教員免許を取得し、教員採用試験に合格しなければなりません。

大学や短大で「教職課程」を修了する

大学院、大学、短期大学でカリキュラムを受講することができます。

採用に関して差が出ることはありません。

しかし、卒業する教育機関によって、取得できる免許が違います。

短期大学で取得できる免許では高校の英語教員にはなれません。

中学の教員の場合は短期大学の教職課程で目指すことが可能です。

英語科の教員免許を取れる学部・学科をチェック

どの科目の免許が取れるか、学部・学科によって違いますので、しっかり調べましょう。

文部科学省のページを参考にしてください。

教員採用試験に合格する

晴れて教員免許を取っても、採用試験に合格しなければなりません。

47都道府県と政令指定都市ごとに実施されます。

(正規採用されなかった場合も非常勤講師として現場経験を積むことは可能です)

アドバイザー
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ここが一番の難関と言われています・・・。

一部試験が免除になる場合も

英検やTOEICなどの資格試験で良い成績を修めている場合は試験が免除になる場合があります。

ただ、地域によって免除の条件にずいぶん差がある印象です。
文部省のサイトで良くチェックしてください。

試験免除・加点・特別の選考(文部科学省)

中学以外の英語教師はどうでしょう?

中学校の英語教師に焦点を当てて見てきましたが、中学以外の英語教師についてはどうでしょうか?

次のような違いがあります。 

高校教師

  • 高校の英語教師は、中学に比べ授業の難易度が高いので、より高度な英語力を求められる
  • 生活指導より進路指導が中心となる
  • 授業数が中学より少ないので勤務時間が短い傾向
  • 部活動の活動日数が中学より少ない(土日出勤の可能性が少ない

小学校教師(児童英語教師)

  • 特別の資格が必要ない(教員免許がなくても目指すことができる
  • 小学校の英語は「授業」ではなく「活動」(ボランティア活動や道徳活動などと同じ位置づけ)

中学の英語教師になるには何が必要なのか?【まとめ】

・中学の英語教師になるためには実は高度な英語力は必要ない。

・授業の運営をするための指導力や人間力が求められる。

・事務や部活動など英語以外の業務が多岐にわたる

・教員免許の取得や、教員採用試験をパスなどの関門はある


中学英語教師は、成長著しい子供たちの未来に深く影響するとてもやりがいがある職業です。
志があるあなたであれば、是非目指していただきたいと思います。頑張ってください。

教師になるには英語ばかりでなく、これから英語を通して生きていくかもしれない生徒のためにももっと世の中の広さを教えてあげて魅力的な先生になって頂きたいです。

その為にも、出来る経験を今のうちにしておくことも大切です。

留学なんてのは非常にいい人生経験ではないでしょうか。

こんな記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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