【IELTSとは】TOEICと違う?受験・就職に勝つレベルとは?

英語学習

「IELTSって進学・就職に使える?受験するべきなの?」

「IELTSって、ほかの英語資格とは何が違うの?」

そう思い、調べている方も少なくないのではないでしょうか。

今回は、IELTSを受験をしようか迷っている方に向けた判断材料として、IELTSの特徴やスコア、受験するメリットについてお伝えしていきます。

IELTSの特徴 

日本では、TOEIC、英検は有名ですが、IELTSはまだ、聞きなじみがあまりないですよね。

ほかの資格とはどう違うのか、IELTSの特徴をまずみていきたいとおもいます!

IELTSの特徴はおもに3つあります。

  • 国際通用性が高い
  • 対面式のスピーキングで、より効果的で自然な方法で、英語力を証明できる!
  • 目的に沿って2種類のテストがある!

国際通用性

英検・TOEICは、日本では知名度が高いですが、世界的にみると、そうでもありません。

一方、IELTSは、世界140ヵ国の1,200以上の会場で受験でき、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。

Aさん
Aさん

カナダ留学した時には、南米・欧米の学生からは「TOEIC?難しいの?」なんて逆に珍しそうに聞かれたよ

対面式のスピーキング

IELTSでは、対面式のスピーキングテストを採用しており、より効果的で自然な方法で、受験者の英語力を試すことができます。

Bさん
Bさん

これはTOFELとの違いでもあるね。TOEFLも、国際的認知度が比較的高く、4技能を測れるけど、TOEFLの場合、コンピューター相手に一方的にスピーキングするので、ちょっと奇妙な感じだったよ。だからIELTSのほうが私には合ってたかも。

また、英語力を問われると「読み書きはできる、話すことは自信がない。」と答えちゃうこと、ありませんか?

ですが、一度、客観的にスピーキングの評価が得られると、自信になるのではないでしょうか。

実際に、IELTSでスピーキングを勉強した方は、「会話力があがり、留学生との交流が深まった!」と言っています。

目的別に、テストが2種類ある

IELTSには、「アカデミック・モジュール」「ジェネラル・トレーニング・モジュール」の2種類のテストがあります。(以下省略し、「アカデミック」、「ジェネラル」と呼びます。)

アカデミック

アカデミックは、「英語力が英語で授業を行う大学に進学できるレベル」に達しているかどうかを評価するテスト。

ジェネラル

ジェネラルは、「英語圏への学業以外の研修、移住を目指す受験者向けの英語力」の評価をするテスト。

C君
C君

つまり、英語を使って学びたいなら、アカデミック、英語を使って生活・仕事をしたいならジェネラルを勉強するといいんだね!

IELTSって、どんな試験?

では、IELTSの特徴を踏まえ、IELTSの試験内容をみていきましょう。

IELTSとは

IELTSとは、「The International English Language Testing System」の略称で、英語圏での留学・就職・移民のための英語技能テストです。

この英語技能とは、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングを含みます。

合格・不合格はなく、スコア1~9で判定されます。(下記のスコア解釈にて詳細を記載)

取得したスコアは、2年間有効です。

IELTSの試験内容

IELTSと他の資格を比較する際、気になるのが試験内容ですよね。

以下に、簡単にまとめてみました。

技能試験時間問題数特徴
リスニング40分40問記述式。
リーディング60分40問記述式。
ライティング 60分 2問文字数150字、250字での記述。
スピーキング11~14分不定対面式テスト。

IELTSでは、技能毎、スコア1.0~9.0(0.5きざみ)で判定され、これを、バンドスコアと呼びます。

この4つのバンドスコアの平均値により、総合点数オーバーオールスコア)が決まります。

IELTSを受験すべきメリット

IELTSの受験のメリットが受けられるのは誰なのでしょうか?

海外移住・留学・就職したい人?大学受験を控えている人?就職活動を控えている人?

答えは、これらすべての人たちです!

海外にわたって、進学・仕事をしたい、移住したい人たちは言わずもがなですが、

国内で進学・仕事をする人にとっても、IELTSは有効な武器となります

ここでは、目的別に、IELTSスコアを保有するメリットを見ていきます!

海外移住・留学・就職

この目的の場合、「TOEFLもしくは、IELTSの一定上のスコア」が求められることがほとんどです。

ですので、IELTS受験がメリットになるというよりは、必須と思ったほうがよいですね!

一般的にはIELTSスコア 6.0以上が求められます。

※各大学・企業・国により、求められるスコアは異なります。(詳細は、のちに記述。)

国内の大学に進学する人

国内で進学をする人たちはどうでしょうか。

「日本に住むなら、IELTSなんて知名度ないし、受けるメリットなくない?」

と思われる方もいると思います。(私もそう思っていました。)

ですが、実は、国内大学受験時にも、IELTSのスコアを生かすことができます!

現在、多くの大学で、IELTSを利用した入試優遇(得点換算・加算)が可能になっており、有名私立大学だけでも、89校はあります。(以下、その一部)

青山学院大学、専修大学、上智大学、駒澤大学、明治大学、早稲田大学 等々

国立大学では、筑波大学、東京大学、京都大学、大阪大学 等々

(旺文社教育情報センターより)

IELTSのスコアによって、アドバンテージが得られるのは、負担軽減になるのではないでしょうか。

※外部検定利用には、TOEICや英検などもあります。大学により利用できる検定は異なります。

学校ごとに検索したい方はこちらから調べてみてください↓

国内で就職活動をする人

国内就職で英語資格を証明したいという場合についても、IELTSは有効です。

特に、海外展開中の企業・外資系企業・公的機関においては、IELTSスコアの提示を求める場合も少なくありません。( 参考:IELTS公式サイト)

外務省では、受験者に対し、IELTSスコア7.0を推奨しています。

公立校の英語教員採用試験でも、IELTSの活用は進んでいます。

東京都教育委員会では、IELTS7.0以上で英語実技試験が免除になるそうです!

Dさん
Dさん

IELTSのスコアがあれば、就職先の幅を広げることができるね!

また、英語を使う業務や、英語力が求められる国際的企業であれば、面接・会議で、”実際に英語を話せる”ことが大事ですよね。

IELTSで、スピーキングに慣れることは、そういった実践面で、英語を話せるベースを作るという意味でもメリットがあるのではないでしょうか。

実際に、IELTS受験者の方は「IELTSで学んだことを、仕事で生かしている。」と言っています。

また、私自身も、IELTSで学んだ、ビジネスレターの書き方などを、実務に活かしています。

IELTSのいいところは、”履歴書に書くだけのスキル”ではなく、このように、”日常生活に使えるスキル”にできるところだと思います!

IELTSのスコアとレベル

ここからは、IELTSのスコア、他資格と比較したレベル感についてお話ししたいと思います。

「私の目的の場合は、IELTSのスコアは何点を目指せばいいの?」

「1~9って、TOEICや英検でいうと、どれぐらいのレベル感なの?」

といった疑問をお持ちの方に向けて説明していきます!

IELTSスコア

では、IELTSのスコア解釈をみたのち、目的別に必要なスコアをみていきましょう。

スコア解釈

各スコアの解釈(能力の程度)については、IELTS公式が、次のように説明しています。

9.0 エキスパートユーザー 的確・正確・流暢で完全な理解力がある
8.0 非常に優秀なユーザー 込み入った議論にうまく対応できる
7.0 優秀なユーザー 詳細な論理を理解している
6.0 有能なユーザー 効果的に英語を駆使できる
5.0 中程度なユーザー 大概の状況で全体的な意味をつかめる
4.0 限定的ユーザー 慣れた状況でのみ基本的能力を発揮
3.0 非常に限定的なユーザー 非常に慣れた状況で、一般的な意味のみを伝え、理解できる
2.0 一時的なユーザー 単語の羅列や短い定型句を使って伝えることのみできる
1.0 非ユーザー いくつかの単語を羅列して用いることのみできる。

目的別の必要スコア

一般的に、目指すべきスコアは、以下を目安にしてみてください。

海外移住(永住権) 6.0以上 (例)オーストラリア:6.0、カナダ:6.5 等
(参考:IELTS for migration
海外留学 6.0以上 (例)ハーバード大学:7.0、トロント大学:6.5 等
(参考:IELTSで留学 | ブリティッシュ・カウンシル (britishcouncil.jp)
海外就職 4.0以上 (例)イギリスのワークビザ:4.0~7.0 等
(indeedで調べると、6.0前後 を求めるものが多いようです。)
国内大学受験 4.0以上 (例)立命館大学国際関係学部:4.5、
        青山学院大学国際政治経済学部:5.0 等
国内就職 5.0以上
(indeedで調べると、大体5.0以上を求めるものが多いようです。)

以上、目的別に、目指すべき必要スコアをまとめていますが、あくまで目安として捉えてください。

こちらの記事では、高校3年時にIELTS 7.5を獲得し、国内大学受験に利用、成功した方の例が載っています。次は、このスコアをそのまま利用し、留学を検討しているようです。

IELTSの勉強が、将来の選択肢を広げているという感じがしますよね。

レベル

スコアがわかっても、受験をしたことがないと、どのようなレベル感かわかりませんよね。

そこで、難易度・レベルの程度を、他資格との比較で、見てみてはどうでしょうか。

文部科学省によると、各英語技能資格・検定のスコア対照表は、このようになっています。

まとめてみると、

IELTS 7.0-8.0 ⇒ TOEIC 約920-995点英検1級

IELTS 5.5-6.5 ⇒ TOEIC 約780点-920点英検準1級

IELTS 4.0-5.0 ⇒ TOEIC 約575点-780点、英検2級

といったところでしょうか。

TOEIC、英検を受験したことあるという方は、ご参考にしてみてください!

【IELTSとは】TOEICと違う?受験・就職に勝つレベルとは?まとめ

  • IELTSは、もともと、英語圏での留学・就職・移民のための英語技能テストである
  • IELTSは、世界的な知名度も高いことから、多くの企業・大学からも注目されている。
  • IELTSは、国内大学受験でも、利用が進んでおり、受験時に得点加算などの優遇が受けられる。
  • IELTSは、国内就職でも評価されており、選考を有利にすすめることができる。

IELTSの需要・認知度は増々あがっていくのではないでしょうか。

進学・就職・キャリアアップの武器として、ぜひ受験を検討してみてください!

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