コロナ禍で生活の変化を余儀なくされています。
海外旅行どころか国内の移動もままならない状態が続いています。
海外への留学を予定していた人がキャンセルしなければならなくなったという話もよく耳にします。
どうしても留学の夢が捨てられないあなたへ!
実は国内でも夢が叶うのです!
それは米軍基地にある大学への留学です!
米軍基地内の大学について調べてみました。
基地内大学は主要な基地にある

主要な米軍基地は国内に6か所あります。
(青森、東京、神奈川、山口、長崎、沖縄)基地の中で生活ができるように、ショッピングセンターや映画館といった施設から病院、学校まで何でもあります。
そして、大学も軍人・軍属のためにあるのですが、私たち日本人も入学できるのです。
現在主要6か所の基地内にある大学は
日本にいながら、アメリカの大学を卒業することができるのです
基地内大学のコース

それでは、どんな事が勉強できるのかというと、意外にも沢山の専攻があるのです。
キャンパスがどんな状況であれ、学ぶ時は机に向かって行う事にはかわりません。
メリーランド大学アジア校
メリーランド州カレッジパークに位置する州立総合大学である。ノーベル賞やフィールズ賞受賞者を輩出している
専攻できる学部
Accounting 会計学 | Computer Science コンピューターサイエンス | History 歴史学 | Marketing マーケティング |
Business Administration 経営学 | East Asian Studies 東アジア研究 | manities 人文科学 | Psychology 心理学 |
Communication Studies コミュニケーション学 | English 英語 | Information systems Management 情報システム管理 | Social Science 社会学 |
など、いろいろな専攻分野があります。
メリーランド大学アジア校
大学に行く前に英語力の向上を図るため、ブリッジプログラムという語学講座があります。
ブリッジプログラムでは語学のみならず、プレゼンテーションの仕方を教わり、ライティングやスピーチのクラスもあります。
Bridge Program ブリッジプログラムでは入学前に必要なスキルを学べますが、ここでも十分に英語スキルは上達します。
応募の条件
応募の条件ですが、横須賀基地においてはブリッジプログラムの募集要項が出ていました。
先述のようにブリッジプログラムは英語を母国語としない人を対象にした英語力強化のために設けられたコースです。
ここで一定の成績をとると大学へ進学することができます。
応募条件は以下に該当する人となっています。
- 日本国籍があり、横須賀市に在住、在学、在勤の人
- 高等学校を卒業している人
- 「ブリッジプログラム応募事前確認リスト」の内容を了承している人
- 大学が定める次のいずれかの英語資格がある人(7年以内に取得したもの)
実用英語 検定 | TOEFL 以下のどちらか IELTS アカデミックモジュール | IELTS アカデミックモジュール | TOEIC L&R S&Wの両方を取得している必要があります。 | Duolingo |
ITP | iBT | Listening 275点以上 Reading 275点以上 | Speaking 120点以上 Writing 120点以上 | 75点以上 |
2級以上 | 450点以上 | 45点以上 | 4.0以上 |
応募書類につきましては、横須賀市のホームページをごらんください。
横須賀では大学が応募者に選考結果を通知します。
沖縄は1次試験に筆記、2次試験は面接となります。選考結果は沖縄県国際交流・人材育成財団が通知します。
気になる学費
基地内に留学する費用ですが、ブリッジプログラムでは1学期につき、723ドルで、入学金が50ドルです。(2020年12月現在)1学期は8週間で、5学期あります。
授業料は学期ごとの支払いになります。
レギュラーのコースは237ドル/単位で、通常1科目は1~3単位で構成されています。
あこがれの留学!キャンパスライフは⁉

無事、合格を果たし基地内での留学が始まるとき、どんな生活がまっているのか緊張と不安でいっぱいになりますよね。

基地内の大学は大きなキャンパスので、教育センターでの授業です。
軍人が主な生徒なので、夕方からの授業です。
残念ながら、本国アメリカの広いキャンパスでの勉強とはいかないようですね。

でも、 授業が始まる前にフードコートでクラスメートと会って、授業の予習ということもできるし、基地の中には限られてるけど、買い物ができるショップもあるの。

へ~ そうなんだ~ じゃ なんかアメリカで生活しているよな感じになるわね!
- 基地の中はアメリカなので、ファーストフードの注文も英語だし支払いはドルなのです。
- 基地内は図書館もあり、ほんも借りられます。(授業の前には図書館はよく使いました。)
なお基地へアクセスできるのは授業のある日と、図書館を利用する日になります。
授業は必死
ブリッジプログラムにせよ、大学の学部の授業にせよ、アメリカの大学での授業が始まります。基地内留学の始まりです。
学校においての流れ:
毎学期ごとに受ける授業の登録
*人気のあるクラスはいっぱいになることもあります。そこは軍人のための大学なので、彼らが優先となります。
授業を受ける
*毎回初めてのクラスは緊張しますが、顔を合わせるクラスメートと早く友達になることをおススメします。
日本の学校で、受け身の授業しか受けたことのない私たちには最初は戸惑うことが多いかと思われますが、そこはクラスメイト同士仲良くなればお互い助け合う事ができます。

こんなことがありました。
私が数学の授業を取っていた時、となりの教室では日本語の授業をやっていたので、一度見学に行ったことがあります。
日本語の授業を受けていたネイティブが、凄く悩んでいたのでそういった時にはヘルプしたりしてお互い助け合ったりしました。
さて、授業の話ですが、とにかく勉強します。
授業が始まる時に必ず、syllabus (授業計画)をもらうので、毎週どのようなことがはなされるのかこれを見ればわかります。
とにかく、ホームワークが沢山で、、。

そしてそのホームワークをこなすのが必死だったことを思い出します。
テスト
- ミッドタームテストを受ける
- ファイナルテストを受ける
- グレードをもらう
先生も学生もアメリカ人で、授業はすべて英語です。(ブリッジプログラムはESLコースなので、日本人が多いですが)
ミッドターム及びファイナルテストを受けてグレードをもらいます。
勉強した分いいグレードがもらえます!
英語もやっただけスキルアップしていきますよ。何故なら、 自分の言わんとすることをなんとか伝えようと、頑張るからなのです。 そして↓
おのずと勉強するようになり、勉強が習慣になるのです。
- 日本の英語の授業とは全く違う
- 日本語が一切ない
- 勉強しないとクラスについていけない
米軍基地に大学!国内留学で独自のキャンパスライフと英語三昧の生活 まとめ

いかがでしたでしょうか?
日本にいながら留学することができる、基地内留学。
基地内の留学は海外へいくよりリーズナブルな費用です。
そしてもちろん、英語力はアップします!
数学を英語で勉強する、英語を英語で勉強するなんてエキサイティングではありませんか?
意外とアメリカ人より成績がよいのが数学なのです。(実は!!)
いきなり海外へ行くのが不安という方にはまず、基地内で勉強してみるのもありだと思います。そして、海外に行きたかったけど行けなかったという方にも小さなアメリカへ留学してみるというのもよいのではないでしょうか?
是非 挑戦!!
ブリッジプログラム(ESLコース)を経てぜひレギュラーコースで学んでください。
もちろん初めからレギュラーコースで学ぶこともOKです!